映画「クリムゾン・リバー」:原作と違う話だった

日付変わりましたが、きょう図書館で借りてきたばかりの『クリムゾン・リバー』原作小説、ジャン=クリストフ・グランジェ著、読了しました。
もう、ぜんぜん映画版と違う話で、原作は小説だから、こっちから知ってたら、良かったかもしれないけど……
この作品、もう、映画の解釈、する気がうせた。
ダメですね。


以下、ネタバレ。
作品の元ネタについては、もう、書く気がうせた。笑

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クリムゾン・リバー (創元推理文庫)


原作のほうは。
なんともう、主役がぜんぜん違う感じだし、脇役は名前も違うが人種も何もかもぜんぜん映画版と共通点なし。
もうねえ、原作のほうが、主役の警視がバカなのが、よ~~っく、わかりますよ。
ピエール・ニエマンス、という名前です。
この「ピエール」は、言わずとしれた、新約聖書、イエス・キリストの十二使徒の筆頭、ペトロさんを踏まえた名前です。
つまり、この警視は、カッコいい、頭いい、めっちゃイケてる、……なはずが!
ただのアホ、の役、だったので~~す。


この彼は、作品中、何度も、若き警官たちのあこがれのアイドルとか、スーパー・デカとか、スター扱いされています。
しかし、実際のところ、なんともアホな、ただエロい、っていうかね。
日本でも、普通にいる、その辺のオッサンとおんなじ、なんですね~。
捜査中に、若い女に話を聞くとき、いちいち、欲望をかきたてられる、っていう設定でね。
アホなんですね。


あのさあ、これはカッコ悪いよ。
男の人は、これを読んだら、要注意ですよ。
あのね、女の人はね、エロい男には、大して興味ないの。
ほんま、どこのアホがカッコつけて、「オトナのええ男」のフリをするのか?
もうさあ、誰でも性欲あるのがわかってるから、自分だけを好きな男なんていないことくらい、女のほうも、よっくわかってますからね。
もうねえ、あんまりエロい男は、よその女のことも、見てるだけでアソコがタつのも、わかっちゃうんでね。
ゲスの極みなんですけどね。
なんか、小説に、そんなどうでもええ描写を、繰り返し書かれたらね、もう、どうでもええ! っちゅうね~~ん!!


まったくねえ、若い頃に苦労した筆者は、男がすぐタつのは、よく知ってるんだけど、だからって、自分だけを好きな男なんて、絶対いないからねえ、迷惑なんすよ。
かわいい女を見たら、すぐ欲情するっていうのがね、もう、よっくわかるようになってね。
迷惑なんすよね。
バカしかいないよね、男って。
そうなんです、いかにインテリでも、いっそう孤独に陥る、っていうのが、男の性欲。
男の人はね、女の裸なんか見なくても、アソコが立つんですよ、皆さん。
わたしね、むかし、交際中のバカが、わざわざ自分のアソコを触らせるもんだから、知っただけでね。
そんなもん、想像だけで言うわけ、ないやん!
こっちは、そんな気ないんだからさあ、頼むから、普通に肌を露出もしないで、普通にお嬢さんやってる人に、なんという無礼な(笑)


というわけでね。
この原作小説、主役のピエール・ニエマンス警視、あっという間に、ただのバカ! なのがわかる描写が登場します。
猟奇殺人の遺体の第一発見者が、わかい女。
この女を、最初から、エロい目で見てるんですね、このおっさんが。
だから、捜査が上手く進まなくてね。
最初っから、この女が犯人なのが、バレバレな描写が、続くんですよ。
なのに、主役のおっさんには、ぜんっぜん、わからない、っていう、悲喜劇。


こんな作品、もう、感想かく気、なくなった!
おっさんは、エロい。
という、論文が、書けそうで~す!
若いお嬢さん、これを読んだら、要注意よ!
ヘンな目であなたを眺める男がいたら、たいてい、アソコがムズムズして、立ってたりしますよ!
いや、わたしが実体験で言ってるだけじゃなくてね、この原作本に、著者もただのエロオヤジなのが、バレバレなことが、書いてあるんですねえ。


というわけで、バカが警察やってたら、それは、殺されるわい!
っていう、どうしようもない、なっさけな~い展開が、続きます。
もう、最初から、このピエールくんは、殺されるんだな、っていうのを知っていたら、ショックも何もない。
そうで~す、このピエールくん、女のほうは、最初から冷たい目で彼を見てる。
それは、もちろん、殺人事件の犯人を追う彼を、真犯人である彼女が、愛するはずが、ございませ~ん!
もう、恋愛なんか、どっこにも、ございませんよ。
だって、おっさんはエロいだけ、女は男をバカにしてるだけ、なあんです~。


これは、日本だと、大阪あたりの調子のいいニイさんたちが、ほいほい、って感じで、殺人事件なんやけど、どない?
って感じで、ついに殺される、っていう、そんな感じの話ですね。


本国フランスでは、テレビシリーズ化が決定したそうです。
たぶんね、昨年2015年のパリ同時テロ事件をほうふつとさせる展開が、ほんとちょこっとだけ、ですが、少し反響があったのでは、と推測します。
この原作だけですけど、一番最初に、サッカースタジアムで騒ぎが起こるんですね。
昨年のパリ同時テロ事件でも、サッカースタジアムでも騒ぎがありましたからね、しかも、事件の最初にね。


それと、主役の横で走る若い刑事さんが、なんと、原作では、アラブ系(マグレブ)のニイさんです。
これは、映画化する際には、とても実現できない。
主役がジャン・レノで、横の刑事さんまで、浅黒い、黒い髪の毛だとね。


原作では、真犯人はピエール・ニエマンス君を殺し、真犯人も彼ら警察に殺される。
もう、皆殺しです。
生き残るのは?
アラブ系(マグレブ)の兄さん、ただ一人。
これ、キツいと思うな~。
映画には、してないから良かったけど、原作は、本国フランスでも、相当売れたそうですからね。


もう、ピエール君が、インテリを憎むバカオヤジ、っていう設定だけにね。
小説の元ネタについては、特に説明は不要な気がします。
あんまりわからなかったけど、確かに、インテリを標的にしていそうな感じです。
ただ、最後にピエール君が死ぬから、インテリは誰も怒るまい。
どうしようもないなあ、こんな作品。


それでも、映画より、原作のほうが、まだ考えて作ってありました。
やっぱりね、矛盾だらけの映画で、どうしようかと思ってたところで。
しかも、原作にも、ある程度の矛盾があり。
これは、なんというか?
作品に瑕疵がある場合は、感想をまともに書けない、っていうことに、しておきます。


この原作は、タイトルがいいから売れただけかな。
フランス語だと、「紫の川」っていう意味ですよね。
しかし、この「紫の川」というのは、あくまで、「血」を示唆している、というのが第一らしいし、
もちろん、いろんな意味で、原作には実際に川も登場するから、それも関係あるとは思います。


う~ん、ゲルマン民族の選民思想、っていう感じだけど、よく見たら、出てくるのは、フランスのインテリとかだからな。
あんまり元ネタわかりませんでしたけど。
もう、こんなもん、フランスウケするだけですよ。
笑っちゃえ。 ははは!
ははははは!


こんな話を有料で書くわけにはまいりませんので、今回は、無料記事です。
乱文失礼しました。




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Category: 映画と聖書


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